お仕事中のママ。子供の急病時に預けられる病児保育とは?

  • 2019年7月19日
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お仕事中のママ。子供の急病時に預けられる病児保育とは?

お仕事をされている子育てママの最大の悩みは、子供の急な病気ではないでしょうか?「熱がある」「嘔吐、下痢の症状がある」など子供が感染症の疑いがあると保育園では預かることができません。たまたま重要な仕事と重なってしまって休めない、そんな時に親を頼りたいところですが、遠方だから難しいという人も少なくないはずです。

こんなときのために、知っておきたいのが「病児保育」です。

病児保育とは

病児保育とは、保育所に通っている子供が病気になったときに、どうしても仕事が休めないママやパパに代わって病気の子供の世話をすることや、専門の施設で子供を一時預かりをするサービスのことをいいます。

実施している施設は、主に各自治体から委託を請けた病院や保育所などで、併設する専用スペースに病気の子供を預かってもらえます。また、単に世話をするだけでなく、医師・看護師・保育士などが協力体制で子供の身体的なケアをしてくれるので安心して預けられるのが魅力です。

対象者

施設によって対象年齢が異なることがあるようですが、乳幼児~小学6年生までの子供で、市町村内の保育園・幼稚園・小学校に在園・在学していることが条件となっているケースが多いようです。

また、子どもの病気の状態によっては、「病児保育施設」と「病児後保育施設」で受け入れ施設が異なります。2つの違いは以下のとおりです。

病児保育と病後児保育の違い
  • 病児保育→病気中でしばらくは治りそうにない
  • 病後児保育→病気は治っているけど安静の必要がある

病後児保育は、基本的には病気の回復期の子供が利用する施設となっていますが、「インフルエンザ」や「風しん」などの伝染性疾患がある場合は、発症から数日が経過し、伝染の可能性がなくならないと利用ができません。

一方、病児保育は、上記の感染症がある子供も預けることができます。

病児と病後児、両方対応している施設もあれば、どちらか一方のみしか対応していない施設もあるので、利用される際は事前にお住まいの自治体のホームページなどを確認しておくことをお勧めします。

利用方法

利用するには、施設への「利用登録」や「医師の診察」が必要になります。いざという時のために事前に利用登録を済ませておくとよいでしょう。利用までの流れは、各自治体で多少の違いはあるようですが、以下に一例をご紹介させて頂きます。

利用までの流れ
  1. 希望する施設へ「利用登録申請書」を提出
  2. 利用する前日までに予約(空きがあれば当日も可能)
  3. 医師の診察を受け「診療情報提供書」を発行
  4. 利用当日に施設へ利用料を支払う

「利用登録申請書」は、お住まいの自治体のホームページからダウンロードするか、市役所や実施施設から入手することができます。

また、利用料金については、これも施設によって異なるようですが1日あたり2,000円のところが多いです。さらに家庭の収入状況によっては、1日につき1000円などの減免制度を設けている自治体もあります。

利用当日の持ち物
  • 利用料金
  • 母子手帳
  • お薬手帳
  • 診療情報提供書
  • 健康保険証
  • その他、衣類・タオル・薬など施設が指定するもの

※利用する施設によって、用意する物が異なりますので事前に確認の必要があります。

病児保育のデメリット

病児・病後児保育は、医師や看護師などの観察下のもとで安心して預けられるという大きなメリットはありますが、圧倒的に実施施設が少ないというのが現状です。また、各施設の受け入れ可能な定員が少ないため、予約が取りづらいのも悩みどころです。

では、こうした施設で予約が取れなかった場合は、お仕事を休むほかないのでしょうか?
次に紹介するのは、そうした時の代替え手段として利用してみたい自宅保育型のサービスです。

ベビーシッターに保育を依頼する

乳幼児にご飯を食べさせるベビーシッター

ファミリー・サポート・センター

ファミリー・サポート・センターとは、働くママの仕事と子育ての両立を支援するため、「育児を手伝ってほしい人」と「育児を手伝いたい人」が会員登録をして、各市区町村の地域の中で育児の相互援助活動を行う制度です。

厚生労働省の事業設立から始まり「一般社団法人 女性労働協会」が主体となって運営をサポートしています。

具体的なサービス内容としては、会員登録を済ませた「育児を手伝ってほしい人(依頼会員)」と「育児を手伝いたい人(提供会員)」をファミリー・サポート・センターのアドバイザーが仲介して会員同士を引き合わせ紹介することで、依頼会員が提供会員に子供を預けられる仕組みとなっています。

原則、提供会員の自宅で子供を預かり、援助活動終了後は、依頼会員から提供会員に対して報酬を支払う流れとなります。

料金は、地域によって異なるものの、ほとんどの場合1時間あたり600円が相場となっているようです。

ファミリー・サポート・センターの病児保育は?

気になる病児保育ですが、「病児・緊急対応強化事業」として平成21年から病児・病後児の子供を預かることができるようなり、以下のことが「提供会員」で実施することが可能になりました。

提供会員ができること
  1. 病児・病後児の預かり
  2. 宿泊を伴う子供の預かり
  3. 早朝・夜間などの緊急時の子供の預かり
  4. 上記に伴う保育施設、自宅、病児・病後児保育施設などの送迎

※預ける前にかかりつけの小児科などで受診を済ませておく必要があります。

ただし、子供を預かる提供会員は、「小児看護の基礎知識」や「病気の子どもの観察方法」など合計24時間の研修を修了する必要があることや、実施をする自治体で地域の医療機関との連携がとれる体制が必須条件となっているため、導入が進んでいない場所も多くあるようです。

詳しくは、お住まいの自治体に確認してみましょう。

ベビーシッター派遣サービス

先述したように、ファミリー・サポート・センターの病児保育が導入されていない地域であった場合は、一般企業やNPO法人などが運営するベビーシッター派遣サービスを利用する手もあります。

利用方法は、専用のWebサイトに会員登録などしてベビーシッターを自宅に派遣依頼をする流れになります。

派遣されるベビーシッターは、保育士・看護師・幼稚園教諭などの有資格者の方も登録されており、運営側で厳しい研修制度を設けていることから比較的、安心して預けられるメリットはあります。

ただし、1時間あたり1000円以上の保育料と別途入会金や月額費がかかるため、よく検討してから利用した方がよいでしょう。

まとめ

子供が病気だけど、どうしても仕事が休めない事情がある時に利用する「病児保育」についてご紹介させて頂きましたが、そのサービス内容や利用方法について参考になりましたでしょうか?

しかし、病気で辛い思いをしている子供のことを考えると、病気になった時に安心して会社を休める、そんな社会にしていくことも今後必要なのかもしれません。

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参考:
一般社団法人 全国病児保育協議会
一般社団法人 女性労働協会

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